夢で描いていた小説 タイトルなし

 

夢で小説を書いていました。内容を結構ガッツリ覚えているので残します。

 

 

五年連れ添った女性同士のカップル、パートナーのひとりが記憶喪失になった、という話でした。ひとりはプロポーズしようとしていて、段取りが甘々でバレバレ。ひとりはそのプロポーズを待っているという設定で、ふたりは一緒に住んでいだという設定だったとおもう おぼえてるのはこれ⬇️

 

 

「さてと」

 

久しぶりに病院ではない我が家の匂いがする。五年も住んだ。きみと。きみとこの家にいるというのに、わたしの心には永遠にもやがかかっている。入院のため持って行っていた荷物は バッグ一つにおさまった。それを置いて、鼻息を鳴らして意気込むきみが、やけに「らしくて」いやになった。きみはきみなのか。わたしを覚えていないのに?あの甘い日々は?

 

「よろしくね!あらためて!」

言いながら差し出された手に面食らう。握手。

 

君と歩いた桜並木。銀杏臭いよと笑った日も、凍った地面に滑った髪を慌ててぐっととどめた日も、真夏日に暑いね暑いよとうなりながらも、手は離さなかった。

 

手を繋ぐのは当たり前だった。

 

お友達として君の手を握るのは何年ぶりだろう。というか、君の手を、君の意思で、握るのは、いつぶりか。出会った時以来?じっと目を見つめてみる。何か?と言いたげな視線を向けられる。口を開く。わたしは動揺しているんだ。もう恋人ではない君に。

 

「よろしくね。あらためて」

 

うまく笑えていたかはわからない。

 

満足げに笑う君と、あいかわらずの手の暖かさに、ふと涙が出そうになった。視界の端ではゼクシィのCMが流れていた。ああ、この世に神はいないのかもしれない。人生で初めてそう思った。

 

彼女はテレビに一瞬目をやり、「そろそろ私たちもさ、」と言った。つづきは、

 

「言わないで」

 

 

 

 

おわり

また、同じ夢を見ていた

 

精神が人生でいちばんレベルでぶっ壊れて免許挫折してとれてないし鬱すぎて寝るどころか体育座りで顔あげられないまま過ごしちゃったし本気で死にかけちゃったーーーー!!!返事もしなくてごめんねーー!!生きてるよー!て話と途中まで本気で書いた遺書をたくさん改変して混ぜたブログ

 

 

 

 

生きていればなんとかなると思っていました。

 

生きていれば楽しいこともあるし、人の温かさに笑顔になれる日もあるし、ライブでぶち上がってスッキリできるし、かわいい服を着てご機嫌になれるし、どれだけさみしくても、孤独感で立ち上がれなくなっても、生きてたら、生きてたら、きっと、と、ずっと思っていました。

 

だから生き延びることにとにかく重点を置いていましたし、死んだらダメだと思っていました。だって死んだら終わりだから。

 

でも最近そう考えることすら難しくなりました。まあみなさんご存知の通り何年も希死念慮とずっと戦ってはいましたが、とくに最近、きっと死んでおけばこんな思いしなくて済んだのになー、きっと死ぬ事でしかわたしは救われないなー、って毎日思うようになって、あれ?なんか最近ストッパーがまったくないな、あれ?楽しいと思える時間が無いな、あれ!?なんだかいつもの鬱と違うな、なんだか、、、、なんだか、、、、なんだかとってもやばいなあと思っていたところ、‬本当にいつものような死ぬ!無理!では済まなかったようで、死にたい、ではなく、線路や首吊りや飛び降りや、具体的なイメージが頭を飛び交ってそれを探すようになりました。

 

まあ死ねませんでした。だからこれを書いています。

 

お母さんも産まなきゃよかったと言っているし、いつも一緒にいれるような安定の友達もいないですし、精神的に頼れるものだとか、安心できる確かな場所って本当はわたしにはひとつもなくて、それを踏まえてわたしってなんで産まれてきたのかなって考えたら、完全に何かのミスだなって思いました。わたしを産んだ人に産まなきゃよかったと何度も言われたけれど、ほんとうは、言われなくてもわかっていました。わたしが生まれなかったほうがよかったというのは、わたしほどの馬鹿でも自分でわかってしまうほどに明白なことです。空が青いことや、髪は伸びるということのように至極当たり前で自然で完全なものです。

 

もう無理だ、と思ってしまいました。もう無理だ、のあとに、思い浮かぶ人やものがいませんでした。アイドルだとか、ライブとか、仲良くしてくださった方たちだとか、家族とか、何も。もう無理だ、もう無理だ、もう無理だ、の後に続くものが何もなくて、無理だけど、も、もう無理、でも、ともならなくて、もう無理なんだ、ってはっとしました。

 

何度も書いていますがわたしは、人との関わりが圧倒的に希薄で細くて、ずっとそうで、この孤独感は死ぬまで埋まらないんだろうなって、うすうす勘づいてはいたけど、気づきたくなくてまるごと認めることができずに、いつかは埋まるんじゃないかと夢を見ていました。甘かったです。感情が爆発したら一瞬何も感じなくなったんですが、ずーっとそのままでいたかったです。ずーっとどうでもいいままでいたかったです。

 

端的に言うと、生きることに疲れました。

 

いろんなものが、ズレて、ズレて、あまりにズレすぎてしまって、限界を迎えて、そしたらもうもどらなくなってしまいました。

 

まず親からの無償の愛なんていうものはまったくの幻想でしたし、いつかきっと友達ができるという期待も、幻想でした。そう考えるとアイドルだってわたしが微々たるお金を払っているからって好いてくれてるなんて確証はないし、と考えると何を信じていいのかわからなくなったし、SNSのいいねだとかリプの数を気にしてしまう性質なので、そこでもやはりわたしにはいいねこないからこの人に嫌われてる、というような考えに直結してしまって逃げ場がなくなりました。世界にひとりきりの気持ちになってしまって、わたしを救うものはほんとうに死ぬことひとつのような気がしてそれがだんだん絶対になって死ぬ事が宗教みたいになった。わたしを小学生のときから生かしてくれたインターネットに殺されるのだけは嫌でした。だから離れました。死ぬなら自分ひとりで死にたかったからです。死ぬ時くらい自分の責任は自分で負います。誰のせいにもしません。死ぬ理由も絶対に自分にします、無理やりにでも持っていきます。準備だってひとりで全部やります。今から死にますなんて誰にも言いません。最後にアイドルに会いたいな〜とか思ったりしたけど会いません。今までありがとう!とか言いかねないからです。好きで好きでたまらない人に違和感を持たせたまま死ぬなんて馬鹿げてる。だれにも負い目も責任もことばも何もかも絶対に絶対に絶対に残しません。ありがとうはここで言います。特定の誰かには残しません。私の死なんてものが足枷になるかはわかりませんが、なる可能性を1ミリでも残してはいけない。人の死はそれほどデリケートだから。

 

わたしは、人を傷つけるのが嫌いです。誰かを嫌な気持ちにさせるということが本当に嫌いです。誰かの有限な時間だとか権利だとか気持ちを奪うことも苦手です。自尊心とか欠けらも無いし、自分の中で、全ての有機物の中で本気で自分がぶっちぎりでワースト1位だからです。だからわたしの好意や行為すべてが迷惑だと思ってしまいがちです。そしたら途方に暮れたわたしが負の感情をぶつけられるものって私の体と精神ひとつずつで、わたしはわたしがどうなったって別にどうでもいいから、だから何もかも全部自分にぶつけてきました。でもねひとつずつしかないから壊したら替えがないっていうのを失念してました。ひとつずつしかないの不便だなって思いました。腕を切ったら傷がつくのだから、切れる場所は日に日に減りますよね、体はひとつしかないんだから。心も同じで、まだ死んでいない大丈夫な場所があったから大丈夫だと思えていたけど、とうとう全部死んだっぽいです。呼吸をするのが怖いです。明日が来るのも怖いです。人に嫌われるのも怖いし、このままずーっとひとりなのも怖いです。死ぬのは怖くないけど死ぬ前に痛いのと苦しいのは怖いです。ワガママ!この世って怖いことだらけですね。

 

そんな中でみんな頑張って生きているのに、わたしは「普通」のラインにも立てずに、それがギリギリで生活しているという事実に、生きている価値を見い出せませんでした。

 

毎回毎回、「選ばれなかった」という感情に振り回されました。わたしの人生はいつもこうでした。何をするにしても、「選ばれなかった側の人間」になってしまう。それにも疲れてしまいました。

 

誰かが悪いんじゃありません。自分に呆れ果てました。もううんざりです。今までお母さんについて色んな話を書きました。お母さんがしたことは確かに虐待でしたし、虐待は許されることではないとは思います。でも思い返せばお母さんは何も悪くありませんでした。20年前にわたしが生まれてからずーっと欠陥品にいらいらしながら過ごしていたお母さんを悪者にしてしまったわたしが本当に本当に汚いと思いました。そんな気持ちをさせてしまいながら、ここまで育ててもらったのにね。いま考えると結局、お母さんってなにも悪くなかったんです。産まれてきたのがわたしじゃなかったら、そもそもお母さんもきっとこんなことを子供に対してしませんでしたし、そのいい例として妹は頭が良く賢かったので、わたしがお母さんにされたことはひとつもされていませんでしたし、なんだかもう、すべてそういうことだったんです。わたしがわたしだったから、で全て森羅万象が片付きます。わたしがこうなってしまったのは誰のせいでもなく自分のせいで、それなのにそれをなにかのせいにしようとしていたんだと思います。自業自得なのに。いつまでもいつまでもなくならない孤独感の原因も、本当は人とうまくかかわれない自分と生まれ持った自分の性質のせいなんだと思います。

 

それなのにわたしはどこまでも甘えた人間だから、ぜんぶ自分のせいなのに被害者のようなツラばかりしている。馬鹿で低俗だなって思います。いつまでもいつまでもわたしは甘えているみたいです。頑張ってるよって言ってくれたたくさんの人、優しい嘘を言わせてしまってごめんなさい。みんなを嘘つきにしてしまったことがかなしいです。ほんとうにごめんなさい。

 

ネット依存のわたしがTwitterインスタLINEに一切触れずに何をしてたかと言うと、死ねないということと、生きている、ということに異常な恐怖を覚えてなにもせずにひたすらに泣いていました。1日中眠らずにその事を考えていました。頭がおかしいですね。明日が来ることがひたすらに怖く震えていました。DMやLINEで心配してくださった人ありがとうございました。そして頑張れって言ってくれたのに頑張れなくてほんとうにごめんなさい。でももう無理でした。みんな頑張っているのに、その半分も頑張れなくてごめんなさい。

 

友達が死んだ時も、さいごに「ごめんなさい、もう無理です」となきながら言っていました。「もう無理だ」とぷつんと生きることへの執着が切れる瞬間を、わたしもはじめてしっかり経験しました。人生で1番死の淵に近かった。死のう!と本気で思ってからはおかしいことに比較的心が楽でした。希望が見えた気がしました。目標に向かって頑張れるような気持ちになった。

 

現実でこんな話聞いてくれる人なんて誰もいなくて、ううんいるかもしれないけど引かれるのも怖くてどうしたのと聞いてもらっても私は上手く話せなくて、核心に触れる前に誤魔化してしまって、私の本当の気持ちを知る人ってこの世にひとりもいなくて、わたしは誰でもこんな話ウザがると思ってるから笑って、少し話せたとしても甘えてると思われるのが怖くて全部言うことは絶対にできなくて、Twitterやストーリーを更新するのは誰かに見せつけたいんじゃなくて何か言わないと頭がおかしくなりそうだからで、自分しかぶつけるものがなくて、たいしたことのないくだらない血ばかりたくさん自分で流して、自分が心も何もかも死ねばいいんだなー!って思いながらこれがギリギリだって言っても信じて貰えないから逃げて甘えている振りをして、大丈夫かと聞かれたら大丈夫!って考える暇もなく元気に言う癖がついて、だってわたしは人と繋がる方法をそれしか知らないから。人を不快にさせたくないから。わたしのなかのヒエラルキーでわたしが最下位だから。だから誰も本当の意味で私を救おうという人はいなくて、わたしもつくれなくて、これから先もきっとできなくて、やっぱり死ぬってことだけが救済だなあといまもぼんやり思います。人間の体温に触れたい気持ちは異常なほどあるけれど、いまこの頭では何を言っていいのかわからないし、アイドルに会ってもオタクに会っても、きっと元気がなくて嫌な気持ちにさせてしまうだろうし、きっとまた言う勇気が出なくて押し黙って困らせてしまうね。人を困らせるのは苦手です。いつも頑張れと言ってくれるのに頑張りきれなかったこと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

取り急ぎ免許とれてないし、挫折したし、残念ながら生きていますっていう報告でした。

 

とりあえずだれかにぎゅっと抱きしめてほしいので、風俗 女性OK ハグだけ 安い で検索しています(元気なオチ!)

 

幻想
現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと。また、そのような想念。

ぼくいち 感想

 

時間軸ばらばら めも

 

やっぱりアイドルのことわすれるの悔しいから気が向いたらメモ書きでも書くことにした、そしたらブログが1番文字数制限ないし書きやすかった💡読みにくい

 

2/4、始まる前!「だから僕は1パーセントの可能性に賭ける」あれ!?アナウンスあったっけ!?ってなった!イメージとしてはネオジャポの「ネオジャポニズムのライブが始まります」みたいな機械音のやつ。確か男の人の声で「だから僕は〜」の機械音っぽいアナウンスとイントロみたいな音楽だったと思う自信ない、あったはずなんだけど、きょう(2/5)はたしかなかった。かっこよかったんだけどあれはなに!?もしかしてオタクの作った幻想!? ほんとうにわかんなくなってきた!夢だったかもしれない!あれ!?ほんとにゆめかも自信ない

思い出してメモ・もしかして20分枠だったから時間調整のために長い対バンだけ入る特別仕様?ひじやさんにきけばよかった、こういうアイドルの演出すきだからさ〜

 

きょうの特典会、そうだ!ちょっとまってて!って言われて消えるひじやさん!なに!?って思ってたらほしいっていってたから!ってビラを持ってきてくれた、優しい〜!しかもなぜか2枚!なんで!保存用かな!?ほしかったの!大事にする!っていったらそんなに?なんかうれしいなって照れ笑いしててかわいかった。ビラ、デザインがとてもいい!裏を見たらひじやさんのforYouのところに「NGほぼないよ」って書いてあってウケ死んだ。NGほぼないよ、、、、、とは、、、アイドルのビラ見るの好きなんだよね〜、にちょのゲイマガジンとちょっとにてるデザインで可愛い。みんな揃ってA型なのにきりしまさんだけAB型なのちょっとぽいな、、て思ってかわいい、てなった。ねこっぽいひとはAB型が似合うので、、、総じて可愛い

 

4に連れていった子ははやせさんのかわいさにやられてた、わかるちょーかわいい。あかちゃんだよね、今日連れていった子はありむらさん綺麗な顔してる!ていうか平野紫耀に似てない!?って言ってて、わかる!てなった。僕人気ないんで、、て言ってたけど歌上手いし物腰やわらかいしきれーなかおしてるのにそんな謙虚な、、てなる ありむらさん声綺麗だよねえ〜歌上手いよねえ 高い声がとくに綺麗〜!それからライブ中にニコってしながら踊ってるのとっても魅力的だし、それに入院してたと思えない体力みせてるの、みんなについていってるの、ほんとうにすごいと思うなあ ビブラートうまいし あとちょっとまってで腕ぶんぶんするところ(つたわらね〜)で元気よくて動作大きくて、身長はたしかにいちばんちいさいけどふりがおおきくて元気もらえる感じで全力でめっちゃ良いな〜 ておもう 全力でアイドルです!ってかんじ!王道アイドル!人に元気をあげようとしてるのがめっちゃ伝わってくる!良いアイドル!

 

4.5まとめて、ひじやさん目線の使い方かっこよかった!かっこいい曲の時ニヤってしながら目線を横にすって流すのがふつうにやばい、息止まる〜〜癖なのかな?めっちゃかっこいい、あと笑いながら下向いてガンガンに踊るのがちょっと狂気っぽくてちょーーかっこいい。ドクドクのときにそれが如実!ひじやさんはニヒルな表情が本当に上手だねえ〜それなのにさ!ちょっとまってとかではパッて目を細めて明るく笑うからさ!目を開いた後にぎゅって細めて笑うのかわいくて心臓がついてかないわ!よすぎる!はー!かっこいー!てなるわ!ライブパフォーマンスで表情が魅力的な人ってめっちゃ好きだしめっちゃ良いと思うんだよな〜まあひじやさんのことなんですけど!ひじやさんは歌もめっちゃうまいんだけどダンスがやっぱりいいな、ぴたってとまるの見てて気持ちいいし、ドクドクの波打つみたいな振り付けの時 どくどくしてるーー!て毎回感動してるんだよな、どうやったらあんなに体を細かく確実にコントロール出来るの、、、すごいな、、筋肉痛になりそう、、、さいしょのこいでにぱーって楽しそうに笑ってるのすっごいかわいくて、楽しそうにステージで踊る人ってこんなに素敵なんだな〜って改めて思った、あとアイキャントセイノーのサビくるしそうだけど皮肉ってるみたいな自虐してるみたいな歌詞に合った絶妙な表情がすき、ひじやさんってこなれてる感じがすごい強くて、なんかね場数を踏んだアイドルって感じで安定して見れるし毎回かっこよくて感動するからすごいな。すごい手馴れてる感じがして魅了されるのは必然みたいな、手玉に取られてるみたいな、手のひらで転がされてるみたいな!伝わらないかもしれないけどそういう感じがしてめっちゃかっこいいです。きょうはドクドクの「怒る」のところの声が低く静かすぎて 怒るだ、、、、ひー、てなった、でもわたしライブの記憶あんまり残らないひとだからおこるがひじやさんじゃない可能性ある、そしたら切腹するね、ドクドク歌詞が好きすぎて何度も保存した歌詞カード読んでは はぁ、、ちょーいい歌詞〜、、てしてる、ほんとうに歌詞がいいんだもん、、、「君から僕に想いを伝えて 好きという一言だけを 僕の答えはさ 決まっているから 安心して伝えてくれていいよ?」ってめっちゃよくない?めっちゃよくない?わたしはすきすぎてむり!あと「僕はいつでも 君の手を握るから 僕は君のことが大好きなんだ」もやばい。「僕は君のことが大好きなんだ」ってめっちゃやばくない?ぼくは きみのことが だいすき なんだ って、大好き一言じゃなくて主語から全部入ってるのが強調してる感じでめっちゃいい。サブスク配信してほしい毎日聴く!

 

かっこいいしか言えない自分愚かだし身を滅ぼしてる、、てなった。もっとちゃんと話したいし言いたいことだってあったのにかっこよすぎてかっこいいしか言えないしかっこいい、、かっこいい、、って言ってたら時間になっちゃって帰り道で あ、これ言いたかったのに、あーこれも、、はあ、てなるのやめたいな、そりゃアイドルは私と話すことなんてないだろうしはやく解放されたいだろうけど、わたしは言いたいことあるんだからそれくらいちゃんと言えよ!ってなる。毎回ありがとうございました今日も!って言ってさっと離れてるのウケるけど相手してくれてありがとう!の気持ち永遠にあるから一生言ってそうだなって思った。ほんとにありがとうって思ってるし、むずかしい

 

今日は後ろの方にいたけどたぶん見つけてくれてうれしかった、やっぱりレスはうれしいなあってきもち

 

初めて見た時のこの人凄い!ってきもちずっと持つことができててひじやさんすごいなってきもち!

 

おわり!

 

 

 

 

 

生き延びたらまた会えますか

 

人生はやり直せないけど生きてる限り絶対に毎日が全てが同じということはないよ。ほんとうは繰り返しの日々なんてものは無いんだよ。それだけは絶対に満を持して大丈夫さ。

 

 

とんでもなく行きたかったけど頭が足りなかった高校の制服を、大学2年生の夏に、頭が良くてその高校に行った妹から借りて実家で10分だけ着た。その制服を着て帰ってきた妹に、ああそういえばわたしはこの制服が着たかったんだったと思って、ねえねえ制服着さして!と言ったらハア!?て言われたけど、かしてかしてかしてかしてーーー!おねがいおねがいおねがい!着さして!〇〇ちゃんの制服着さして!!1回だけでいいさあ!て言いながらむりやり借りて、呆れたように ハア、と言いながら差し出してくれた制服をヤッターーー!て言いながら着て、髪の毛はそのときピンクだったから着てみるとコスプレ感がすごかったけど、なかなか似合うじゃん!って嬉しくなった。のを思い出した。

 

 

人生はやり直せないけど、青春もやり直せないけど、取り戻すことは出来なくても付け足すことはできる。髪の毛を金髪にしたら案外似合うかもしれないし、ジェルネイルをしたら生きる希望が見えるかもしれないし、案外あなたはショートカットが似合うかもしれないし、ak69が耳に馴染むかもしれないし、オレンジ色のリップが似合うかもしれないし、苦手だと思っていたあの人が愛おしく思える日が来るかもしれないし、真っ赤なジャケットが似合うかもしれないし、行きたかった高校の制服は着てみると案外こんなものか、と思うかもしれないし、なんとなく行ったライブで生涯を誓いたいほどの推しメンに出会うかもしれない。

 

 

さみしいときは私に連絡してくれれば何気ない話くらいするよ。だからそれにてきとうな相槌を打って、この電波の向こうに私がいることだけを確信して、よく考えずに眠ればいいさ。

 

死んだら終わりだよ!死んだら終わりだよ!死んだらどこに行くのかは死なないとわからないし。もしかしたらほんとに死んでみたら死んだ方がマシだったな、あー逝ってよかった!って思うかも知れないけど、死んでみてヤッバ!生きてる方が全然マシじゃん!ヤッバ!て思うかもしれないじゃん!でも死んだらもう戻れないよ!地獄とか天国とか馬鹿げてるって言いきれる?あんた死んだことないんでしょ、じゃあわかんないじゃん。憶測でものを言うのは素晴らしく気持ちいいけど、たまに愚か

 

 

頑張って生き延びようね。なんだよわかったようなくちききやがってって思ったかもしれないけど、それ以外に人生の真意ってある?それしかなくない?生まれました、物心がつきました、生きるのって大変だなあ、死にたいと思いました、でもそれを食い止めるのが人生です。生まれた意味がわかんないって言ってる人たまにいるけど、私もたまに思うけど、たぶんね、人間って呼吸して生きる日々を更新するためだけに作られたんだと思う。死なないためにどう生きるかのゲームだよ。だから生きる意味なんて見いだせなくてもいいよ。見つけてもいいけどね。生きる意味がゲームアイドルアニメ、上等だよ。意味だと思えるものがあることに価値がある。意味もなく人生を消費することを悲しいだとか嫌だとか虚しいとかおもう人って多いと思うんだけど、わたしも実際そうなんだけど、でもべつにそれって悪くないと思う。生きる日を1日でも増やして死までの道を先延ばしにすることだけで充分で、そのなかで充実してる人とかしてない人とかいるけど、してる人を妬む日もあるけど、先延ばしてるだけで優秀ってことにして、充実してる人ってモンスターだなって思うくらいでいいと思う。虚しさ感じるのって人間だけだと思うし、負の感情って悪いものだと思われがちだし実際きっとそうなんだけど人間としては間違ってないと思うよ。

 

 

Q. 生き延びたらまた会えますか?

 

A. 生き延びたらまた会えます。死ぬな

 

 

YouTube

お願いだもう一度君に会いたいよ

 

日記

 

ぼくいち、超良い〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

って思った今日も!

 

友達連れていけた☺️ 友達ときりしまゆまさんの顔が私たちの拳一個分しかなくてさすがにおかしい 美形すぎる 小顔すぎる って話をしてました。おかしい。顔が良いね、、あとはやせさんがインスタにあげてたシナモンつけてる写真かわい〜!ってなってたんだけど、今日ふと実物みたらもうほぼ赤ちゃんでびっくりした。目がきゅるんきゅるんで赤ちゃんじゃん。まだありむらさんのことは全然観察できてない!(観察、、?)

 

今日はメンバーのひとりありむらさんがお休みで、ひじやさんほとんど歌ったから歌きつかった!って眉を下げていたけど、え!でも良かったです!えらい!って大きな声で褒めてしまった。私人を褒める時デカい声になってしまう陰キャのくせに!やめてください!

 

今日は実は朝まで静岡(実家)にいて、でもひじやさんにどうしても会いたくて、うーんうーんってすごい悩んだんだけど、会いたい気持ちの時に会わないなんて意味ない!ちょっとだけ無理したら会えるし!と思ってめっちゃ早起きして笑、よっしゃ、東京帰るぞ!ライブ見るぞ!って気持ちで東京帰ってきて、友達誘ってライブ行きました、行ってよかった!なんかぼくいちのライブはたのしー!かっこいー!えー!さいこー!って気持ちで支配されるからすっごくすっごく良い!にちょがけとはまた違った良さがあってとてもいいです。

 

あと歌詞が好きだなあ。特にちょっとまっての「君に振り向いて欲しい思いが 煌めく強さを踊りに宿すんだ」って歌詞がめっちゃくちゃ好きで、ここ、めっちゃひじやさんじゃん!ってなるの!ひじやさんじゃない?ここ!ひじやさんのダンスとかパフォーマンスってきまるモッコリさん(にちょがけの人です)と通ずるものがあるってちょっと思ってて、なんか、俺を見ろ!って感じなんだ、バチバチしたものを感じる!そういうの私大好きで、すっごく心臓引っ張られる!ひじやさんから目を離せない!ってなる!ひじやさんのダンスの好きなところ沢山あるよ。手とか体を止める振り付けの時気持ちいいくらいぴたって体の重心つかって止まるところとか、あとターンがくるってめっちゃ軽やかで綺麗なところとか!あと指先まで神経張ってるところとか、ダンスが上手い人の条件が揃ってる感じの安心して見れるダンス、すごい好きなんだ〜 頭を上げ下げするような振り付けの時に躊躇ないのもかっこよくて好き。手をばって広げる時もキレキレでかっこいい。はやくドクドクのダンスパートみたいな〜〜〜 

 

友達がひじやさん歌上手いねって言ってて、でしょーーー!?ってデカい声出してしまった。歌上手いよねそれなー!ああいう声の出し方好き!

 

レスでハートくるくる作ってくれた時頭抱えてしまった、嬉しすぎて変な顔してしまった、

 

今日ね!ちょっとまって2回やったの!沸いた~!!!カウントダウンライブの三原色カタルシス2連続思い出した!友達も二回目は一緒に ちょっと〜!まって〜!ってしてくれてニコニコになった。これだいすき!サブスク配信してほし〜〜〜〜〜!

 

今日目の下いつもよりちょっと赤かった気がした。気のせいかも!あとピンチェキの時に繋いだ手を離さないでチェキに映してくれたのがめっちゃ嬉しくて、私そういうの大好きだから、なんでわかったの!?って気持ちになっちゃった!あとチェキも全部目つぶっててわたしのことぎゅうしててかわいいだった!距離が少し近くなった気がしてうれしかった。わたしはチェキコンプがほんとにひどくて、ああわたしは本気で笑った顔のチェキも距離がゼロのチェキも撮れないんだなあってさいきん落ち込んでいたから、うん、うれしかった ふふ

 

ブログ嬉しかった、って言ってくれて胸がぎゅうとなりました、泣いた、とか言うからめっちゃビックリしてしまった、読んでくれただけでありがたいのに!ブログ書く時っていつも自分めっちゃきもいな〜って思ってて、読んだ人が嫌な気持ちになったらどうしようって気持ちがどこかにあって、でも今日ひじやさんが真摯にブログが嬉しかったこととか気持ち悪くないよってことを伝えてくれて、あーよかったなって安心したし、私はどうせ書くことをやめられないからこれからも書こーっと、て気持ちになりました!わたしはアイドルの言葉を鵜呑みにするってきめてる人間なので、全部信じます。おわり!

 

 

 

追記 クマリデパートというアイドルのアンサー!!という曲を聞いて静岡から帰ってました、ほんとに名曲なんだよねこれ!この曲は今ひじやさんに会いに行くときに聴きたい曲ナンバーワンで、いっつも行きの電車とかでずーっとリピートして聴いてます。ちょっとこれこそきもちわるいな!自分!でもいつももう一度だけ君に会いたい、という気持ちでライブに行って、を繰り返してるから。白鳥さんの時もそうだったし、アイドルに対してこういう気持ちを持って通えるっていちばん良いと思ってる。

 

ライブで満たされ特典会でまた満たされたふくふくの心で帰るのめっちゃ暖かくて尊いな~っていま部屋で思っているところです。

 

 

 

 

 

そう、バカらしいって分かってる

どうでもいい瞬間だろう

でも焼き付いた景色と止まらない感情が

運命なんて言葉をちらつかせてく

お願いだ!もう一度君に会いたいよ

 

結末がどうだとか今はどうでもいい

また君に会えるなら他はどうでもいい

過去や未来やその瞬間の

僕の胸の奥の勇気を

 

 

YouTube

ひじやさんのはなし

 

忘れないように記す癖

 

一生で一回はメンズアイドルに会ってみたい!という夢を叶えるべく、12/11に友達が応援しているメンドルさん主催のイベントに連れていってもらった。マジで二丁魁とは別の世界。量産っぽい女の子たちがペンライトをブンブン振り回している。スゲー!ほんとに推しパートでペンライトブンブンしてる!ここがメンズアイドルの世界か、、、ってなぜか感動した。あとわたしジャニオタ出身だから、メンドルならではのJ-POPでーす!って感じの曲が全部楽しくって最高だった。

 

それでぼくいち!出会ってしまったよ!ひじやさん!まずね、うわ!!!ダンスめっちゃいい!!!と思った。腕を動かす振り付けの時に手馴れた感じが伝わってきてすっごいかっこよかった。ひじやさんはダンスがいい。ちゃんと芯がある感じがする、体幹がしっかりしている。あと目線の使い方がわかっていてとてもとてもかっこいい。何回かっこいいって言うの?って感じなんだけど、ほんとうにかっこいいから仕方ない。はー、この人ほんとに全部かっこいいなあ!えー!めっちゃいいなあ!素敵なアイドルだ!と思いながら赤いキンブレをぎこちなく振っていた。めっちゃいい!という気持ちでいっぱいだった!曲がとってもかっこいいしキャッチーで耳に残る!帰り道みんなで「ちょっとまって!」ってやりながらるんるんで帰った。

 

白鳥白鳥さんにも感じた、最高な子、見つけた!この子には絶対ついて行きたい!って感覚。私はこういう感覚を案外大事にしていて、ステージのその人を見た時の直感ってすごく自分の人生のためになると思っている。ステージで感じるというのがポイント。接触が楽しいのはもちろんだけど、アイドルはやっぱりライブが本職なので。人間って結局感覚で生きてるから、いちばん最初のフィーリングってとっても大事だと思う。まあわたしは弱いオタクだからどちらの現場も、ぜんぶの現場なんて行けないしチェキも積めなくてとても申し訳ないのだけど、でも口だけじゃなくて、自分のペースで、確実に通って態度で示したいなあって、いつも思っている。アイドルがそんな弱い自分のことをどう思うかはわからないけど。

 

「次の曲、ハート半分作ってください」

こう?と作ってみたらひじやさんが気づいてもう半分のハートを作ってくれた。信じられなくてめっちゃ震えた。

 

ありがとうございました!と言ってはけていく彼らが見えなくなるまで拍手して、そのあとワァ〜!ってなって、ハッとしてグループ名!なんだっけ!?てなってあわてて必死に探した。めっちゃ必死に。

 

「なに!このグループ!めっちゃいいんだけど!なんてとこ!?」「タイテ見る?」「うん!」

 

指でたどったらそこには だから僕は1%の可能性に賭ける。と書いてあった。

 

「ながい」「ながいね」「だからぼくはいちパーセントのかのうせいにかける」「ながい」「でもいい名前だね」「ね」「物販いつ!?」「並行だよ、〇〇分から」「え、私行く!行くわ!ついてきてお願い!」「いいよ」「赤の人がめっちゃよかったの」

 

初めてメンズアイドルとチェキ撮った。撮る前緊張しすぎて、えー!?ほんとに撮るの!?いや無理無理!てなって駄々こねてしまった、、死ぬほど緊張した。

「赤い人って誰ですか?」「赤ね!りょうくんかな」「あ、じゃあその人のチェキ券1枚ください」

初めまして、、と言ったあと、私はもう何も言えなかったけど、特に沈黙ができることもなくひじやさんが話を繋げてくれて、できる人だなあと思った。私はマジで手が冷たくなって震えるくらいまで緊張していたので救われた。メンドルってなんとなく怖いイメージだったのだけどそんなことなかったし、オタクの女の子たちみんなかわいくて(それはにちょもだけど)、推しメンとキラキラ楽しそうに話しててかわいさ2倍!って感じで、女の子ー!って感じの女の子を沢山見て、ときめきもたくさん補充できた。

 

2回目もやっぱりパフォに惚れた。あとレスうまいなあ、ってなった。ガッツリレスを貰える界隈にいた事がほぼないので、あ、いただけるんですか、、ありがたい!ほんとに!?えー!?ってなっちゃってとてもうれしい。名前だけ覚えてくれていて、あ!他力の主催のとき?と言われてえ?って口あいてしまった、結構あいだ空いたし1枚しか撮らなかったオタクなのにそんなことある!?ってびっくりした。なんだか申し訳なかったな、でもやっぱりうれしかった。記憶力いいんだなあ〜すごいなあ。良いアイドルとして存在しようって気持ちが強いアイドルって好きだ。あと優しい人だなあと思った。それから、もっとパフォーマンスも接触も行ってみたいなあってやっぱり思った。

 

3回目は〜なんとひとりでメンドル!めっちゃ怖い!無理!てなったけど袴か〜絶対かっこいいよな〜と思ったら い、いける、、いけるか?いけるか?行けるか私?ってなって、何事も経験だよなー!っていう謎の意志をなんとか絞り出してチケットとりました

めっちゃ迷って(レニー行くの初めてだった、案外遠い)入ったらぼくいちはもうはじまっていて、可愛く沸いてる女の子たちがたくさんいて、1人でこんなブス〜!ひとり!しかもひとりだよ!アウェイだ〜〜って不安で泣きそうになった。でもライブ楽しかった。袴ってあんな踊れるんだね〜すごいすごい!期待を裏切らないパフォ!安定のダンス!こういうの大好き!ってすっごいときめいた!泣きそうな不安にときめきが勝った瞬間がとても尊かった。

 

もうめっちゃ怯えながら特典会に行くと、ひじやさんが あ!〇〇ちゃん!と言ってきたのでものすごくびっくりしてしまった。ひじやさんは「さすがに覚えたよ!」と当たり前のように笑っていたけどいやいやまだ3回目だし、正直覚えられてないだろうな〜覚えてなくて当たり前だな!と思っていたからシンプルにこの人すごいな〜ってなった。わたしは相変わらずめっちゃビクビクしていてろくに話せませんでした!目の前に好きすぎる顔と体格があると死ぬほど照れてしまう。10回目までには「やっほー!ひじや!」ってなるよ!って言われたけどなれる気がしない!やっほーひじや!?無理だよ!アッ、カッコイイ、、て言って終わったもん。ほんとのことだから仕方ないね!!!

 

白鳥さんと出会った時もこんなふうにたくさんブログ書いたなあ〜忘れたくなくて、現場に友達も全然いなかったから共有する人もいなくて、ひたすらにブログを埋めてた。のを思い出してとてもエモくなった、と同時に、はくちゃんくらい大事になるかもという期待も少しある、未来のことは分からないけど、すくなくともいまはわたしはこのグループにめっちゃ可能性感じちゃってる、1%どころでなく

 

Twitterのライブ映像を繰り返しみている。人生にときめきをくれるアイドルがやっぱりだいすきだし、その一瞬一瞬のときめきを大事にして、気持ちを無駄にしたくないなってつよく思う。終わりです。日記

 

 

日傘

 

お母さんが東京に来た。

 

人の波にさらわれたり、空回りしたりして、都会に焦って失敗した、照れ笑いをするお母さんを、憎いと思った。怒鳴ったら、スッキリすると思った。

 

加虐心が少しずつ膨らむ音がする。

 

お母さんは子供っぽい。私の手を握ろうとしてきた。振り払うイメージが頭を支配した。

 

でも黙って手を握った。

 

 

 

 

お母さんはわたしが家を出たらすっかりおとなしくなってしまった。東京に来る時はよそ行きのお母さんが50パーセントだ。よそ行きのお母さんは怒鳴らない。その事実がわたしの居場所はあそこにはないのだという、帰る場所はないのだという事実を確信に変えていった。

 

「そうだ」

「?」

「○○ちゃん、日傘買ってあげようか、安いやつだけど」

「日傘」

「日傘」

「日傘?」

「東京だとたくさん歩くでしょう」

 

地元はどこへ行くにも歩いては行けない。ドアトゥードア。お母さんからのプレゼントしようというリクエストに、私はいつもこたえる。私はなんでも欲しがる子だと思われている。でも私は知っている。いらないよと言った時のお母さんの悲しそうな顔を知っている。お母さんにボコられた記憶は消えない。でも悲しい顔をさせるのはばつが悪くて、いつも真顔で欲しいと言う。お母さんは仕方ないなあという顔でそれを渡してくる。 

 

私は義務感でものを受けとり、ありがとうと嬉しげに言って、使わないものはそっとしまいこむ。だからうちにはものがふえる。まるで静岡の実家のように。日傘もそうやって受け取った。でも日傘は欲しいと思っていたから、ほんとに嬉しい気持ちも半分だった。

 

お母さんにご飯を奢ってもらって、お菓子を買ってお土産にと持たせてもらって、あれやこれやと 娘のために世話を焼く親 になりたがってお菓子を包んでもらうお母さんをなんの表情もない気持ちで見つめたことに少しだけ後悔もして、美術展を一緒に見て、手を結局振りほどかず、お菓子も、日傘も、いらないと言わずに、左様ならの時間になった。

 

「じゃあね」

 

「お母さん」

 

お前なんて嫌いだよ、なんて言えなかった。

 

「お母さん」

「なあに」

「.......気をつけて帰ってね」

 

お母さんは頷き、〇〇ちゃんもね、と言って改札のなかに入った。

 

私は日の沈まない夕方にその日傘をさして東京の家に帰った。嬉しいような悲しいような気持ちと一緒に。

 

 

 

 

結論を言うと、その日傘は、壊れた。使い始めて1週間もした頃、ある日音も立てずにぽろりと骨が折れた。お母さんに、日傘、壊れたよと言った。お母さんははめ直して直せないの、と言った。わたしは、折れちゃってるから無理だよと言った。お母さんは、そう、残念。と、一言だけ言った。お母さんが買ってくれた日傘を壊した私は、お母さんが買ってくれた日傘をゴミ袋の奥にしまい、お母さんが買ってくれた日傘をゴミの日にゴミに出した。やってやったという気持ちは何故か起きず、ほんのりと寂しかった。その夏はあたらしい日傘を買う気が起きなくて、その日傘のことを炎天下の外になんの装備も持たずに出る度思い出した。家族ってこういうことなんだと思った。忘れられない逃れられない何かが付きまとうが、それは決して居心地の悪いだけのものではなかった。家族ってこういうことなんだと思った。夏の終わりの日差しが弱まった頃それに気づき、太陽がしみて少しだけ涙が出た。太陽に透けた私の赤い指の間に、血の繋がりを感じざるを得なかった。紙で指を切って出した直接的なあの赤色よりも、このオレンジに近いような朱赤が、家族のかたちを表しているような気がして

 

 

 

 

エンドロールも読まないとわかんないかもね。⬇️

 

■ - お願いだからこっちを向いてよ!

 

平成終わるねー!でもなくなんないよ - お願いだからこっちを向いてよ!

 

■ - お願いだからこっちを向いてよ!