ミッドナイト、清純異性交遊

1か月前に書いたものの供養です、最後の方、今思ってることとリンクしたので。出し損ねてたからいま公開しちゃうね。


今までずっと男性アイドルを応援してきたけど、応援する根本には恋があった。アイドルもそれを自負してるからそういうセリフばかり言う。ラブソングばっかり歌う。アイドルは疑似恋愛だと思ってた。でもなんか違う気もしてた。


突然だけど、あたしは女の子のアイドルを推せないんです。推せないっていうかなんていうか、Twitterだけ見てる子とかはいるしみんなかわいいよ。1回だけチェキも撮ったことあるよ。でもこれは言うと気持ち悪がられるからあんまり他人に言ってないけど、実は顔面のコンプレックスが激しすぎて綺麗な同性と同じ場所にいたくないしお金を払って観たくないと思ってる。男ならいいのかよと言われるとそういう問題でもないんだよなあ。けど、回り回って結局はやってることはそういうこと。とにかく女の子というものにとんでもないコンプレックスを持っている〜〜あと普通に女の子にお金出すなら綺麗な男が見たい。お金払うなら男がいい。周りにいないしレア的な意味でも、せっかく金を払うなら綺麗な男が見たいな〜〜って思ってる。キモい!(でも二丁魁を見に初めて対バンに行った時女の子のアイドルめちゃめちゃかわいかった〜あのね〜行ってよかったよ〜女の子アイドルのライブ見るのって楽しいんだね〜また何かひとつ自分の中で変わったものがあったよ)


ブスすぎてまともに自分の顔に向き合えない。チェキの時も色々無理。いつも下向いたり顔隠したりぎこちないけど許してほしいよ〜〜自分の全てが嫌いだけど顔は黙ってても歩いてても他の人に見えるから、こんなに人間じゃなく生まれてきた自分死ぬほど大っ嫌いです。もうほんとに無理、けど最近カメラを見れてるチェキが増えた。自分の顔がちゃんと写ってるチェキが増えた。気がする。


初めて二丁魁に会いに行った時本当に怖くて帰りたかった。始まるまでなんで来たんだろうって数え切れないくらい思った。でも始まってしまったらライブはもちろんだけど特典会まで余すことなく全部がびっくりするくらい優しくて、そしてすごく清純で純粋な時間だと思った。夜の新宿、二丁目、路地、ラウンジ、周りにはバーとかばっかりで、怖いものだと思ってたけど、実際はイメージとは真逆で、真夜中の二丁目には怖いくらい透き通った時間が流れていたからびっくりしてしまった。チェキを握りしめてアイソを出たら普通に泣いた。今考えるとどんだけ方向音痴なの?って感じなんだけど、道に迷って30分くらいかけて新宿三丁目駅に行った。歩いている途中で放心状態でよくわからなかった心がだんだんあったかくなった。浮き出てきたチェキを見て、なんか、あたしやったじゃん、って気持ちになった。その時は上京してきて1ヶ月もたってなくて、どうやって帰るのかわからなくて、路線をそっと調べながら歩いた。新宿三丁目っていう駅で降りたのもその日が初めてだった。こんな夜遅くに1人で外にいるのも初めてだった。歩きながら、初めての二丁目は綺麗なところだったなと思った。それは見た目とかパフォーマンスとかあなた達の心とか、色々なもの全てにおいて。


終電近い電車の中で大森靖子ちゃんのミッドナイト清純異性交遊を聴いた。靖子ちゃんもともと好きで、上京してからも電車でよく聴いてた。適当にシャッフルで流してたからこの曲、ミッドナイトが流れてきたのは偶然なんだけど、流れ出した瞬間ピッタリだなって思った。タイトルも。ミッドナイト清純異性交遊。さっきまで1人でいたアイソを思い出した。もちろん男の人もいるけど女の子が多い。深夜の新宿で、特典会にたくさんの女の子達が、男の人たちに会うために並ぶ。事実をこうやって単語で並べるとなんだか怖いというか、闇みたいに思えるかもしれないけど、何も怖くないしむしろ穏やかさまで感じた。あたし的に、二丁魁は特典会の闇だとかいやらしさとかも極限までないと思っている。この曲をリピートして家まで帰ったその日からあたしの中で、この曲は二丁魁の個人的テーマソングというか、にちょのことを考えた時とかふとした時に頭に流れる曲になった。二丁魁さんへの気持ち(とりわけ白鳥さんへの気持ち)がリンクしてるところもある。もともとアイドルへの気持ちが入ってるところがあったけど、二丁魁に出会ってさらに増した。特に夜のアイソでの二丁魁のテーマソングで、夜に行く時はこれが絶対よぎるし電車で八割聴いてる。そういう意味であたしだけの特別な曲です。


あたしいつも二丁魁さんがゲイアイドルでよかったって思ってる。あなた達がゲイでよかったなって思ってる。失礼だったらごめん。でも本気で思ってしまう。


今まで通り男の人を推しているのに今までとは全く違う。女の子のアイドルを推しているのともまた違う。でもどちらかというと後者に近いのかな。女の子のアイドルを推せていたらこういう気持ちだったのかな?っていう不思議な感覚で、丁寧にお化粧されたみんなの顔を見つめる。かわいいけどかっこいい。たまに雄々しく吠える顔がある、と思えば次の瞬間は繊細でかわいらしかったりする。甘いいい匂いがするみんなとお話しさせてもらう。男アイドルと女アイドルのいいとこ取りみたいな最高な衣装が揺れる。男の人っぽい綺麗な手が自分の手を握ってくれる。と、いつも何度でも白昼夢見てるみたいになる。わかってると思うけどこれはイロモノとか変とかそういうくだらなくてネガティブな気持ちじゃなくて、なんかね〜、自分のことを純粋だとか言う気は全くないんだけど、ひたすらに夢を見てるみたいなんだ。あまりにもぴったりくるからさ。会う度にこの人たちがあたしのアイドルなんだなあと思うから。そんなアイドルに会ってるのか今〜!と思うと毎回泣きそうになる。ひたすらに好き!行き過ぎたり嫉妬したり色々な好きにコロコロ気持ちが変わっていくけど根本には愛と好きしかない!ひたすらに純粋にあなたが、あなた達が好きという気持ちが脈々と流れているよ〜〜嬉しい〜〜


それだけなんですけど。なんか締まりがないブログになっちゃった。でもいいです、言いたいことは書いたので。終わるね。ありがとう〜〜今日もいつももきっとこれからも


おやすみなさい