am.10:18. 通学路にて

こ、こわ、、、こわい、、

せや!薬飲んどこ!

 

本当は夕食後に1回だけ飲んでいいんです。

眠気という副作用を逆利用して眠る。

1錠放り込んで、水道水で流す。じっとします。亀の子状態。軽い眠気でふわふわしてくる。不安感がほとんどなくなる。薄れてくる。やることなすこと、現実味がない。そのまま外に出る。注意すべきなのは鍵をかけ忘れないこと。窓を開けたまま出ていかないこと。

 

定期で最寄り駅のなかに入る。

最寄り駅の自販でしか見たことないお菓子がおいしいんですよね。それを買って、ホームの椅子に座る。何をするでもなく、それ食べながら規律良く入れ替わる人を見る。電車を3、4回見送る。パジャマで出てきてしまったけど、自分はまったく気にならない。でも、やっぱり少し寒い。これは徘徊というのだろうか。なんでも名前が付けられてしまうことに、味気ないとも思うけど、それ以上に面白いと思う。分析は好きである。バカのくせに。

 

自分で出てきたくせに、帰るのはめちゃくちゃ億劫である。ぼんやりしながらなんとか帰る。いっちょ切ってみるかぁ、と思うけど、その気力もなくなるくらい、それ以上に眠い!部屋に帰ってきて、転がって、目を閉じる。はぁ、眠気、尊いなあ。2週間前まで、一睡もせずに朝を迎えていたのに。薬というのは偉大である。

めちゃくちゃ不安感がすごくて、もうおわりだ、なんというか、死ぬわけないのだ。自分で死なない限り、部屋にいるだけで死ぬということは、まずありえないでしょ?なのに、しんでしまう気がして、怖い。自殺することを、怖がっている。自殺は、自分で死ぬことだから、自分が動かなければ実行されないわけで、と、いうことは、自分の自由なんだから、コントロールがきくわけで、つまり、ぜんぜんなんにも怖くないわけなのである、けど、私はなぜか、自分が自殺してしまうのが怖いらしい。自分が自殺しちゃいそうで怖いらしい。なぜか怖いらしい。薬を飲むと、そういうのが、すーーっと落ち着いていくのを感じる。

 

大学の最寄りに着いたので、このへんで。行ってきます