花粉症もメガネキャラもぜんぶうらやましくて焦がれちゃう

 

何もないように見えるものにも価値はある、でも対象が自分になった瞬間マジでおもしろいくらいなにもみえなくなるよね、他人に起こる同じことは全部価値があってきらびやかで嫉妬の対象になり得ることのように思えるのに、自分に同じことが起こるとそれは何も無いって無意識下の自分に布掛けられちゃうから参ったな。

 

花粉症もメガネキャラもうらやましくて焦がれちゃうけど私のクソみてえなつり目とかもうらやましくて焦がれちゃう人間がいるのかな?

 

むかしインドネシアだったかな、その辺の子と英語でチャットしていた時、私の写真を見たその子が「肌が白くて羨ましい」と言ってきたことがありました。はあ〜!なーーるほど!と思ったんですよね、肌の色とか変えようがないじゃないですか。なんか、顔とか目の形とか体型とかじゃなくて肌の色、そうかぁ、と思ってさ。人間はないものねだりだね。

 

 

と思いながら自販のボタンを押したら間違えました。お茶にしようとしたのにアセロラがでてきた。

 

お茶の気分の時にアセロラってなかなかやらかしだよね、まあ好きなんですけど

 

あっ、ライブのときのワンドリンク、みなさんはなんのドリンク飲んでますか?私はだいたいクランベリーです。アセロラとかクランベリーとかはっさくとかキウイとか、そういうすっぱい謎カテゴリー、大好きなんですよ。昔実家にラズベリーブラックベリーがめちゃくちゃ生えてて、むしって食ってました。ワイルド!まって、かわいくない? えっかわいーーー!!あたしかわいー!ラズベリーおやつにしてたの?赤毛のアンとかアリスとかその辺のイイ感じの小説みたーい!

 

冗談です。調子に乗りました。すみません

 

私はもし目が大きかったら切れ長の目に憧れるのかな。肌が白かったら褐色に憧れるのかな。目の色が薄かったら黒に憧れるのかな。口が大きかったら小さいものに、背が高かったら低身長に、全て自分と逆の方向に。

 

人間は難儀だねえ。自分を認めるのは死ぬことの次くらいに大変なことだと思う。少しでも気に入ったところを死ぬまでにひとつでも増やしておきたいとは思うのだけど、全然上手くいかないですね。

 

私は自分の顔も上手く話せないところも全部無理です。高校の時クラスの陽キャガールに話しかけられた時、頭が真っ白になって返事ができなかった時、「え、なにどうしたの?気持ち悪」と言われたこととか、ブスって言われたこととか、目ェほんとに開いてる?って笑われたこととか、バカなんだからって言われたこととか、突然無視され始めた宿泊学習とか、インスタの私だけハブられた旅行の投稿とか、選ばれなかった、そんなことばかり思い出す。

 

死ぬまでに誰かに選ばれたい。誰かに愛されて必要とされてかわりなんてないよと言って欲しい、でもそういう私の目指すものって、結局はユートピアなのかもしれませんね。

 

 

 

ユートピア(英: utopia, 英語発音: [juːˈtoʊpiə] ユートウピア)は、イギリスの思想家トマス・モアが1516年にラテン語で出版した著作『ユートピア』に登場する架空の国家の名前。

ギリシア語の οὐ (ou, 無い), τόπος (topos, 場所) を組み合わせ「どこにも無い場所」を意図とした地名と説明されることが多いが、記述の中では Eutopia としている部分もあることから、eu- (良い)と言う接頭語もかけて「素晴らしく良い場所であるがどこにもない場所」を意味するものであったとみられている。