愛していると伝えること、それは銀河が僕にくれた奇跡

 

私は特典会ほぼ全て(といえるくらい、たぶん)で、好きだと推しメンに伝えています。

 

好きになったあと、好きが溢れてもう言わなきゃ気がすまなくなっちゃって、毎回毎回、呆れるくらい好き、だいすき、愛してる、って言ってる、んですけど、それについて、今回は書きます。私と推しメンと、愛していると伝えることと、それが奇跡だと毎回思っていること。について、ボロボロなんですけど!書きます。

 

伝え始めた頃、「あのね、好きです」の答えが、「ありがとう!」という笑顔だった最初のあの日々、好き、ありがとう、を繰り返して、毎回、ああ伝えられてよかった、と毎回手で顔を仰ぎながら家に帰っていました。

 

人に「愛してるよ。」ということを伝えるのは、いつまでも緊張するし、いつまでも言わずにはいられないし、いつまでも尊いものですね。

 

すき、ありがとう、繰り返したある日、いつものようにすき、と伝えたら、白鳥さんは突然私の手を取って、「あのね、私も、あなたのこと、すきに、なってきた!の!」って子供みたいな顔で目をキラキラさせて、ちょっと興奮したように、カブトムシ捕まえた夏休みの小学生男子みたいな、セボンスターを開けたらメッキのキラキラが当たった女の子みたいな顔で言ってきた。予想外の出来事に私は目をまん丸にして「え?」とフリーズ。しらとりさんはそれをもろともせず、手に力を込めながらこう言った。「あのね、あなたのこと、はじめはわからなかったの、どんな子かわからなかったの!でもね最近あなたがどんな子なのかが分かってきて、なんかね、すごい好きになったの」。

 

「、、、、あなたのこと!」とつけ加えて、しらとりさんは息を着いた。言いたいこと終わり!とでも言いたげな顔で、ほんの少しだけドヤ顔で、私を見つめてきた。始めはわからなかったけど好きになってきた、なんて笑っちゃうくらい正直なこの人に、また気持ちが溢れて、「え、ありがとう、、、、」って消え入りそうな声で言ったら、「こちらこそ、あのね、嬉しいの、私!」と目を細めながら、握ったわたしの指の爪をそっとなぞるしらとりさんがそこにいた。

 

「あの、好きです」「私も。○○が好き」毎回毎回卒倒しそうになって、それは今でも変わらなくて、すき、とか、私も、と言われると心臓撃ち抜かれたみたいになって、嬉しいなあ、この人、私のこと好きなのか、嬉しい、あー、ってなって、毎回「うう」とか「うわぁ」とか言って目をつぶって照れてしまう。ぺいちゃんはそんな私を見て「あなたほんとにハクのこと好きなのねえ。何回言われても照れてる」って爆笑してる。「ああほらほら、噛み締めてる」「あー泣いちゃう、嬉しいねえ」「両想いよ、よかったねえ」って煽リスキル本当に高ぇわ、、、、

 

しらとりさんから、好きだよ、と言ってくれる日もあった、「私の方が好きだよ。絶対に」って目を合わせるために両手で頬を包まれたこともあった。「私の方が好きだよ。ほんとだよ。○○、ほんとに好きだよ。もっと好きだよ。○○のこと」と真剣な顔をしてくれた日があって、直前まで照れていたくせに私が好きだといつも通り伝えた瞬間、余裕そうな顔でにやりと笑いながら「すき?知ってます 私も」と1年好きと言い続けてから私のすきに確信を持ってくださったようで知っていてくれた日があって、「好きって知ってるよ。大丈夫」といいながらチェキにもうつらない強いハグをしてくれた日もあって、「ねえねえ、私のこと好き?」って確かな自信を持って聞いてくれることもあって、「何か言うことは?」ってチェキを渡される時に目をぱちぱちしてくるから、「ありがとう?」と言いながら受け取ろうとしたらおあずけされて、「え?、、、、すき?」と言ったら、にっこり笑って「うん。はい」ってチェキが渡された日もあって、待ちきれないように「好きって言って!」って頬をふくらませた推しメンもいて、

 

いつまでも私の体から溢れ続ける好きを、やっと言葉にしてほんのり目に水がたまる瞬間、泣き出す前に返事をくれるしらとりさんが愛おしくて大切だなあと、何回伝えたかわからないけど、思います。

 

それでね、しらとりさんが、去年、先程更新されたブログに通ずることず私に言ってくれた時があった、んです。

 

その日は、私、さすがにすきすき言い過ぎだなあと思って、「私好きっていいすぎだよねえ」と皮肉と自虐を混ぜて特典会で呟いたんです。そしたら、

 

「えっなんで!?なんで!?言ってよ!好きって言ってよ!」って私の肩を掴んできた。「えー!!?言い過ぎてるよ!」「いいの!私たちアイドルはね、愛をもらって生きてるんだから!愛がなきゃ!だから欲しいの、○○の愛が欲しいの!○○の愛が!あなたはね、気にしなくていいの!言って!○○、好きって言ってよ!」

 

それを聞いて、半泣きで、「、、、、うん、あのね、すき」って言ったら、「うん、私も、すき」って優しく笑って、指先に握り直した体温を感じて、本当に泣きそうになって、剥がされて、カーテンの外でうずくまって、伝えたい時、に、震えながら、伝えて、よかった、と思って、その時はじめて心臓の音を意識してどっと心労しました。

 

直接伝えること以外にも、たくさん方法はあると思います。思うこと、手紙を書くこと、特典会で感想を言うこと、何も言えなくても会いに行くこと。会いに行けなくてもリプライをおくること。綺麗事でなく、そういった少しずつのすべての愛がアイドルを取り巻き、ステージへの道を作ると思っています。人はいつか死ぬ、地球も何億年後かにはないらしい、でも永遠を信じて、アイドルを愛すことが、オタクの醍醐味ですよね。私は、声に出すことこそ正義だ!だとか、私は好きと言える人間だ!とか、言いたいわけじゃないんです。愛って、好きだと言葉に出す以外にも無限の手段があって、アイドルを推している限り、絶対にそのどれかを無意識に使っていて、だから、「私は好きって言えないから」とか、そうじゃなくて、好きとしか言えない人間もここにはいて、それ以外で伝える人もいて、それでいいって、思います。

 

 

「ね、あなた最近何も言えないんでしょ」

「え〜、、、、そうなの本当に好きすぎてもう何も言えないの!!!ウワァ〜好き〜〜〜(発作)」

「知ってます!○○が私のこと好きすぎて何も言えないの、知ってる!私も好きだよ」

「ねえほんとにすきなの」

「分かってますってば!私も!」

「伝わってる?つたわってる?うう」

「伝わってるよ大丈夫」

「すきなのほんとうに」

「今更!知ってるよ(わかり切ってることを言うみたいにちょっとあきれててかわいかった)」

「すき〜だいすき、しらとりさん、ほんとうに」

「わかってるよ、大丈夫」

 

「大丈夫だよ、私も好きだから 大丈夫だよ つたわってるから」

 

 

今日も好きって、言いました。返事は「うれしい、私も○○が好き」って言葉と、目を細めた大好きな笑顔、でした。