そっ閉じ青春

地元は魔物。出てみたら何も寂しくなかったです。帰るのが嫌になってきちゃったなーーーあたしがアイドルに会いにコンサートに行くだけで遊んでるって思われるような場所です。


この前地元に帰ったらあたしが東京で毎日遊び呆けてて金を湯水のように使い、大学もクソテキトーに通ってて自主休講ばかり、髪の毛はピンクでヤバいらしいみたいな噂が流れてました。不覚にも笑ってしまった。流してたのはビックリ、彼女も東京に出てきて寮生活、偏差値も高い某有名大学に通う幼馴染です。この子いつもあたしにマウント取ってくるんです。好きだったんだけどねぇ、アンタのが優れてんだからほっとけばいいのに。そんでコイツの母親も地元では有名なゴシップ好きマウント取りマンなので幼馴染が脚色を重ねた東京のあたし(ちなみにあたしは東京に出てから幼馴染には一度も会っていません)をべらべら喋ってたらしい、です。母親の通うお稽古の教室で、○○ちゃん遊んでるらしいじゃない大丈夫?って大っきい声で話しかけてきたらしい。ほかの生徒さん達も巻き込み脚色不良少女になったあたしを語ったというわけです。


高校とか3年の時は結構サボってました。保健室の先生と仲良かったので体育サボって寝てました。先生と笑いながらニセの体調不良を考えて授業欠席の証明書を作ってました。あたしのママの話を聞いて家を出れるように一緒に考えてくれました。東京の大学への推薦をとったら泣いてくれました。先生とお菓子食べながらどうでもいいクラスメイトの進路リストを見たりしてました。隣の席の○○くんは意外と頭がよかったよ。精神科でもらった書類、家にあるとママが隠すから先生に預けてた。あたしのリスカは八割保健室で手当しました。数学を取ってないのに数研に入り浸って数学の先生と人生の話をしたり、用務員室で用務員さんにヨシダナギの本を読ませてもらったり。

あたしの青春です。友達もいなかったしキラキラした文化祭も体育祭も修学旅行も学校生活もプリクラもないけどこれがあたしの青春です。キラキラした友達との青春に憧れていました。インスタとか何回もアンストしました。クラスに馴染めなかった。高校の友達とは遊びにも行かなかった。今連絡とってる人なんてほとんどいません。でもほの暗い渡り廊下の先の保健室、使われなくなった教室だらけの階にある数学研究室、陰キャのあたしの居場所でした、誰にも触れさせません。


去年のことなのになんかもうずっと昔のことみたいです。もう18なんだから1人で立ちたいな。ていうか立てなきゃダメなんですよね。あたしはつくづく弱いし甘い。馬鹿。


てかさぁママもさぁ忘れんなよ!何忘れてんだよ!虐待した奴は自分がしたこと忘れるってマジだった。え?あたしあんなに痛かったのに?あたしあんたのせいでこうなっちゃったのに?なんで覚えてないの?ねえなんで覚えてないの?ねえなんで覚えてないの!ねえなんで?

悔しい 死ねよ もう もうもうもう あたしのこと殴ってたくせに!バカみたいじゃん!あたしのこと全否定してたよね でも残念だけどその呪いもう少しだけど確実に解けかけてるよ アンタがバカにしてたゲイがあたしを救ってるよ アンタのほうが気持ち悪いわ バカ 死ねよ ウソ もうぐちゃぐちゃだよ!


でもママはこの世にひとりしかいないんです。ママを愛したい。ママ好きになりたいよ。許したい。ママ、ねえ、あたしのこと好き?


虐待のあとの粘着もやめて ヒス起こすのもやめて あたしいつになったらママから逃げられるの?家を出てよかった これ以上嫌いになりたくないよ


誰かハグして〜〜〜好きだよって言ってハグしてよ〜〜誰もいないよ〜〜〜


フリーゲイライブでフリーハグ開催しようかな!?出禁になりそう やめます


水曜にちょだ!にちょにあえる!白鳥白鳥に会えるぞ!頑張ろう!うん!


じゃあまた