拝啓

 

ありがとう。

 

今日は、私の特別なアイドル、二丁目の魁カミングアウトの白鳥白鳥さんが、白鳥白鳥さんでいる、最後の日です。

 

あなたに出会って、私の人生はキラキラと輝きはじめました。

 

上京したての私の手を取って、いろんな所へ連れて行ってくれましたね。あなたはわたしにとって生活の基盤であり、道しるべでした。

 

あなたにたくさん救われました。あなたがたくさんわたしにえがおをくれました。感動の涙もくれました。特典会で、わたしがあなたを救いたいと思った、と言われた日とか、わたしのことばにうんうんと頷くその姿とか、いまだに脳内再生できます。 なあにって優しい顔で言う姿とか。初めは目も見れなかったのにいつの間にか目を見て好きって言えるようになった。一緒にけらけらと笑えるようになった。それがどれだけ嬉しくて尊いことだったか。今なら分かります。

 

台湾楽しかったね。大阪にも行ったね。仙台にも行ったね。あなたが、連れて行ってくれたね。

 

特典会では必ず好きというようにしていたから、毎回飽きもせず好きって言ったね。わたしもって返してくれる日もあったし、わたしの方がすき!って圧かけて来る日もあった、私は愛してるって言ってくれた日もあった、聞こえなぁい!ねえもう1回、って袖を引っ張って甘えてくる日もあったね、くるくるまわって嬉しい!って言ってくれる日もあったね、知ってます〜って余裕そうな顔してる事もあったし、知ってるよ?って至極当たり前のように首を傾げる日もあった、私のが大好きだもん、とむくれる日もあったね。愛してるって言ったら照れた顔して、私も、ってはにかんだ日もあった。

 

最前にいた日にねえ今日最前にいた!って喜んでくれたり、「私の方があなたの事もっと好きだよ。絶対大好き、愛してる」って言ってくれたり、「ミリは寄りが好きなの、みんな寄って!」って指導員みたいなこと言われて笑っちゃったり、ほかのメンバーと話してたら私は?私は?って言ってきたり、「メイク変えました、どう?」「髪型変えました、どう?」って聞いてきて上手く反応できないと「ねーえー!どーうーなーのー!」ってふくれたり、なのにかわいいっ!て言うと照れたり、他の人の特典会で「私のミリ」って言ってくれたのとか、サイン会でされたブログ真剣に読んでる話とか、「きょうはリップカラーが違う!あたり?」「アイラインがタレ気味!あたり?」ってメイクの違うところを無邪気に当てようとしてきたり、遠征から帰ってきたら「さみしかったんでしょ!おいで」と私の手を引っ張ってくれたり、あなたは本当に愛しい人だったなあ。

 

「一生推して欲しい」という願いは、きっと完遂できそうです。これからしぬまで、わたしは白鳥白鳥推しだからです。

 

白鳥白鳥ではなくなるあなたへ。どうか幸せになってください。

 

これからは自分のために生きて、自分の幸せを掴んでください。

 

たくさんの幸せをありがとう。

 

いち白鳥白鳥推しより